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通所介護事業所

2023年8月26日

南区にありますマンションの一階を「通所介護事業所(デイサービス)」へ改装したいとの御案件を頂きました。



デイサービスの利用者は、年々増加傾向にあります。

令和2年度の厚生労働省調査によると、デイサービスは在宅利用の介護保険サービスの中で、約42%もの人に利用されているようです。


この度このお話を頂きましたので少し「デイサービス」についてご説明したいと思います。


デイサービスとは、要介護状態となった利用者が可能な限り自宅で暮らしながら、自身の能力を活かした日常生活を営めるように、必要な世話を受けたり機能訓練を行ったりすることができる介護施設です。


デイサービスを利用する事によって、自宅に引きこもりがちになるご利用者様の社会的孤立を解消するとともに、介護を行うご家族の身体的精神的負担を軽減します。


そんな中、経営者様からデイサービスのご利用者様の中にはとても元気で少し顔を出すだけで次のやりたい事をしに行かれてしまう方が意外と多いとのお話が上がりました。


ご家族としてはデイサービスでの刺激や、引きごもりがちになるマンネリを解消できればと申し込みをされるようですが、無料では無いので利用が少しであると金銭的負担を考えた時にもったいなく感じます。


ですので、現在進行形で計画しております「農業カフェ」でもご高齢者を対象にした何かが出来ないかを考えています。

こちらが思っている以上に身体能力が高く、元気でハツラツ。週に数回、ご高齢者を対象としたヨガであったり、現在建設中である農業カフェ近辺には無いドックランを作りとコミュニティーの場と出来ないか。弊社は、介護方面にも目を向け様々な取り組みとコミュニティー作りに力を入れています。


話を戻しますが、そんなデイサービスの主な内容は

  1. 健康チェック

  2. 食事介助

  3. 入浴介助

  4. 排泄介助

  5. 送迎サービス

  6. レクリエーション

  7. 機能訓練


デイサービスでは毎回、看護師による健康チェック(血圧・脈拍・体温等の測定)が行われます。健康チェックの後で入浴やレクリエーションなどのサービスを受けることが可能になります。


弊社にも元看護が在席しています。

計画中の農業カフェでは、意見を取り入れながら栄養も視野に入れ、メニューの開発に取り組んでいます。


デイサービスの利用時間帯はおもに昼間なので、昼食が提供されますが、自身で食べることが難しい場合は食事介助、必要に応じて食べやすい形態のものが提供されたり、介護用食器が用いられる場合があります。

また、利用時間が長時間の場合はおやつも提供されます。

食事時間は他の利用者と会話を楽しみながら食べるので、他者との交流も兼ねた大切なひと時になります。


入浴も要介護者にとって自身での入浴は困難な場合があるため、介助を受けて入浴する事が可能です。


他、ひとりで排泄することが難しい方や排せつ機能に障害を持つ方には、排泄介助行います。


また、レクリエーションを行うことで楽しみながら周囲と積極的に関わることができる時間や、機能訓練を行い「歩く」「階段を上る」などの日常的に必要な動作をスムーズに行えるようにするための訓練の時間など、利用者の要望にあわせ柔軟に取り組んでもらえます。


ご利用の際には送迎もあり、送迎用の車は普通車を使用する場合もありますが、車いすに乗ったまま乗ることができたり、バリアフリーになったりする車もあります


上記の点を考慮しながら、ご利用者様が安全に安心して通えるようご依頼頂きました御案件に取り組ませて頂きます。


まずは解体から施工し、墨を出し、間仕切りを建て、電気をつなぎとこれから施工完了まで上げていきたいと思います。

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