WORKS PLUS 株式会社
2023年8月28日
「農業カフェ」基礎工事
8月も終わりに近づきましたが、まだまだ残暑の厳しさが続きそうです。
そんな中、農業カフェ建設は着々と進んでおります。
本日は農業カフェ建設の進捗に添って基礎工事についてご説明致します。
基礎工事とは、建物の土台となる基礎部分を作る工事で、建物の丈夫さを左右するとても重要な工事です。
基礎は鉄筋コンクリートで作られています。地盤と建物をつなぐパイプ役となって建物の重さなどの縦向きの力や、地震の揺れなどによる横向きの力を建物から地盤に伝えます。それにより不同沈下(ふどうちんか)という建物の一部分だけが沈んで傾いてしまう現象を防ぐことができます。
また昨今、長期優良住宅が注目されていますが、その認定に耐久性が必要条件となります。この耐久性において、基礎はとても重要な役割を担っています。
どんなに建物が頑丈にできていても、高温多湿で地震大国の日本では、基礎の耐久性が建物の耐久性に直結するからです。それほど基礎工事とは家づくりにおいて要であると言えます。
農業カフェでは一般住宅とは違い店内への入り口や、厨房を考慮した基礎造りをしています。
ちなみに、基礎工事にはいくつかの種類があり、代表的なものとして杭基礎、ベタ基礎、布基礎、独立基礎、SRC基礎が挙げられます。
まずは地盤調査を行うことから始め、建物の規模や地盤の強さ、施工条件などにより使い分けます。
前回整地をしてから本日までの約1か月、何をしていたの?っと思われる方もいらっしゃるかと思います。
一般的に新築の木造戸建て住宅の場合施工期間は6ヶ月ほどで、このうちおよそ1ヶ月、つまり工事期間の6分の1をかけて基礎工事は行われます。
1ヶ月もかけて丁寧に行われる基礎工事(一般的)の手順は
地盤の調査
↓
地縄張り・遣り方工事
↓
掘削工事
↓
砕石敷き
↓
捨てコンクリートの施工工事
↓
鉄筋や型枠工事
↓
コンクリートの打設工事
↓
仕上げ
基礎工事は建物の建築工事における最初の工程です。
基礎は家の土台となり、地盤と建物をつなぐとても重要なパイプ役で、その良し悪しが家の耐久性や耐震性を左右するので、とても重要な工事です。