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幼稚園の園庭

2023年8月30日

本日は園庭の改装の御案件がございましたので「園庭」について少し記載します。


「園庭」とは、幼稚園・保育園の運動場や庭のことで、お近くの幼稚園・保育園の園庭には、砂場やブランコ、シーソーなどがあるかもしれません。

現在では、校庭を芝生にしたり、菜園場を作ったりと、自然とより密接に関われる環境を取り入れる幼稚園・保育園が増えてきています。


今回の御案件は、隣地との境界をしっかりとつける事が目的での改装工事でしたが、今あるスペースを園児にとって安全に楽しく、情緒を育てることの出来る空間へする事も重要視し施工しております。



子供は大人が思った以上の動きであったり考えを持っていたりします。突発的な動きでケガをしたりさせたりしないよう細心の注意も必要です。


園の先生も沢山お考えになり園児にとってどのような形態が良いのか、出来る限りでご提案下さいました。


園庭で大切なのは子どもが遊び込める環境です。

グラウンドの上に、ブランコや鉄棒、滑り台が置いてあるだけでは、子どもの生きる力を育むことは難しいと感じます。

シンプルだけれど、遊び方はいくらでも広がる形態を作ってあげる事で、子供たちは自分たちで様々な考えと行動力を育んでいくのだと思います。


幼稚園や保育園は様々で、大きな幼稚園・保育園もあれば小さな幼稚園・保育園もあります。

皆様が通われていました幼稚園はどのような感じだったでしょうか?


今と違って大きな幼稚園・保育園に何百人の園児が当たり前だったかと思います。


現在では、ライフスタイルや利便性も考慮され「小規模だけどしっかりとした幼稚園・保育園」をそれぞれの形態で沢山見かけるようになりました。


そんな中、形態として「園庭」を持たない幼稚園・保育園も多数ございます。


「園庭が無いのなら外で遊べないのか?」

そんなことはありません。どの地域でも、比較的整備された公園が近くにあるなど、散歩に行こうとした時、色んな公園を年齢に合わせて選べることも多くなりました。


公園に行くことが多いので、地域の人に会うことも多く、手を振ったり、挨拶したり交流が出来るのはメリットになります。


雨の日・気温が高い日など、室内で過ごす日が多くなりますが、嫌でも狭い場所で工夫する力がついたり、室内の遊びのレパートリーも増えます。


反対に、外なので車や自転車などにも気を付けなくてはなりません。

また、公園にもゴミや、割れたガラス瓶が落ちていることもあり、誤って触ってしまいケガをしたりと危険も多くなります。他の園も、園庭がなく散歩に来ている事があり、混雑することもあります。また、知らない方が写真を無断で撮ろうとすることもあるので、注意しなくてなりません。


散歩の準備(靴下・帽子・靴・上着・トイレ・水分補給など)も1回1回大変です。雨の日はもちろんですが、最近は気温が高すぎて、外に出られない日も増えてきました。その為に、室内の活動のレパートリーを増やさなければならなかったり、運動会などを出来るスペースがない為、他の施設を手配し当日初めての場所で行う事も少なくないのです。


「園庭」があると

保育中「次の活動まで少し体を動かしたい・・」と思った時、園庭があるとすぐに外に出ることが出来ます。

準備も、散歩のようにいらないので、気軽に出られ、整備されていて危険なものはないので、安心して外でのびのび遊ぶことが出来ます。


室内で遊びたい子が居たら、気軽に活動を分けられるので、子どもたちにとっても過ごしやすいと言えます。


狭いから遊ばせるスペースにはならない。園庭は物置にしか使えない等諦めてしまった少しのスペース。是非ご相談下さい。幼稚園や保育園の主役は園児である子供達です。「園庭」にこだわらず思いに寄り添い子供たちが安全に楽しめるスペースをご提案致します。



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